ひとりがたり、れきしたび。

日本史好きのぼっちが色々なことをする日記

東京国立博物館(2020.1)後編

さて。前編では特別展「出雲・大和」のようすと、常設展について少しお届けしました。

こちらは後編です。

常設展の続きを書いていきます。

 

…と言いたいのですが、まことにうっかりしておりまして、キャプションの撮り忘れが多発しており、これはいったい何だったのかよくわからないものが多数…(不甲斐ない)

というわけで、学術的観点ゼロのただの感想を述べます(ブログ初心者)(開き直り)

 

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素敵でございます。

江戸時代の振袖ですね。青地に竹と鶴が金糸銀糸で刺繍された豪華なものです。

裾に綿が入っているので、婚礼に使われたのでしょうか。また青というのが良い…

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裾のアップです。鶴がたくさん飛んでいますね。

これが手作業の刺繍とは、信じられないほどです。刺繍でこの表現力はさすがです。鶴の型が皆違うのも素晴らしい。いくらでも眺めていられます…

 

あとこれです。江戸時代の超絶技巧といえば…

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かんざし。

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根付。

 

日用品というジャンルで括っていいクオリティではないですね。

超絶技巧見すぎて頭バグりたい方はこのエリアがおすすめです(は?)

 

 

あとはこれですね。刀剣です。

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今回の目玉はこの太刀。

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もちろん鞘もあります。

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重要文化財 黒漆太刀こと、号 獅子王です。

かの源頼政公が所持していたことで有名です。

古刀らしく腰反り。

鞘も黒漆で高級感というか、威厳を感じます。

獅子王は「細く薄い」と聞いていたのですが、そこまで細い感じはありませんでした。普通に太刀。

 

 

あと、トーハクが良いのは展示品だけではないのです。

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素敵空間。

本館がとても絵になります。

ここにはイスがあって、小休憩をとることができます。

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映えます。

壁のタイルもすてき。

 

 

外には庭があって、バルコニーに出ることができます。

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修学旅行中の小学生がいました。班行動なんだよね。大変だね(協調性ナシだった小学生時代)

 

うらやましい…小学生の修学旅行でトーハク…

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正面入り口すぐの大階段。

ここはあまりにも有名です。

実写版GAN〇Zの映画だと、この正面の金色の扉の向こうに、千手観音がいるんですよね。(突然の限定的な話題)

 

 

派手な金屏風は見ると元気が出てきませんか。

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大胆な構図に味がある。

江戸時代の屏風です。しかし作者不詳。

狩野派がよく描いたとはありますが、絵師は本当にたくさんの引き出し持ってますからので。

でもこの構図と表現好きです。思わず写真撮りました。

 

 

 

ほんとうはもっともっと感想を書き連ねたいのですが、いかんせん多すぎて…

一旦ここで終わりにしますが、気が向いたらもっと書くかもしれません。